時間があるうちに連続投稿です。
今回は第二章、DVG戦争について。
わずかに残ったガズーの研究室に、彼の側近である男、ゲイツが立っていた。
彼は、あまりにも強力な力を持つためガズーの手によって封印されていたハクネスを目覚めさせると、彼の能力を使ってスパイラルキラーズのメンバー達を救いに行った。
エンシェント・ガードのエレメントパワーを受けて倒された彼らの体から六つのエレメントパワーを抽出し、それをガズーに向けて放つ。
封印から解き放たれたガズーは、再び仲間を引き連れて行動を開始した。
まずはトーア達に、復讐を。
ガズーは、三大トーアの、そして自分自身の故郷であるコア・ハーツの侵略を開始した。
ガズーが蘇ったことを知ったトーア達は、すぐにコア・ハーツへ向かう。
そこは既に半壊しており、島が無くなるのも時間の問題だった。
トーア達が辿り着いたのと同時に、ある別の一派が島に上陸する。
それは、遠い別の島を支配するデグラス一味、デグラス・マールだった。
スパイラルキラーズとデグラス・マールとトーア達の、三竦みの戦いが始まった。
何百人ものトーア達が応援に駆け付けるが、皆、強大な敵の力に敗れていった。
トーアの勝利は既に絶望的となったとき、ツラガ・ガネッシュが要請していた助っ人が現れた。
オーダーオブコネトと呼ばれる六人のトーアが到着したことによって、戦況は大きく変化した。
敗北を恐れたガズーは、それぞれ北と南に位置する島を支配する邪悪な王達、ヴァグラとガウブレイズと結託し、戦力を増強する。
ヴァグラとガウブレイズと結託したスパイラルキラーズ、デグラス・マール、オーダーオブコネト率いるトーアチームの戦いは、この世界で最も大きな戦争となった。
その戦いはコア・ハーツ内だけでは収まらず、周囲の島々を巻き込んだ大戦争へと発展した。
果てしなく続くと思われた戦いは、トーア達の勝利で幕を閉じた。
ヴァグラはトゥールに、ガウブレイズはシャインに、ガズーはアースに、そしてデグラスはオーダーオブコネトの隊長、ファグルによって倒されたのだった。
しかし、戦いはこれで終わりではない。
ガズーはコネト・ヌイ島を拠点として、さらなる活動を開始していたのだった・・・。
というわけで僕のオリスト史上最も大きな戦いであるDVG戦争はこれにて終結。
DVG戦争とは、デグラスVSガズーの戦争という意味です。
それでは今回もさらっとキャラクター紹介。
オーダーオブコネト
彼らは何世紀も前から活動を続けているトーア達だ。
特定の島に留まることはなく、あらゆる島を巡り、戦いを止めるエリート集団である。
わずか六名という少数精鋭ながら、数々の戦いを終わりに導いた。
誰がなんのために結成させたのか、どこで生まれたのか、それは誰にも分からない。
すべてが謎めいたトーアチームだが、ただ一つ分かっていることは、彼らが正義の名のもとに活動をしているということだけだ。
ファグル
磁力を操るオーダーオブコネトのリーダー。
ストイックな性格で感情を表に出さないが、仲間からの信頼は厚く、彼もまた仲間をとても信頼している。
一人一人とても強力なパワーを持つオーダーオブコネトだが、ファグルはその中でも最強と謳われている。
アゴク
影を操るオーダーオブコネトのメンバー。
彼の持つ影の能力は特殊で、闇のエレメントを持つトーアは彼一人だけである。
優しい心を持つ彼だが、暴走の危険を持つ闇のエレメントに常に苛まれている。
クロノ
風を操るオーダーオブコネトのメンバー。
真面目で社交的な彼は最もトーアらしい性格をしている。
実力も相応で、多くのトーアの憧れの的になっている。
アロック
水を操るオーダーオブコネトのメンバー。
彼女は心優しく俊敏で、癒しのマスクの力を使った補助的な役割を担っている。
クロノとはオーダーオブコネト所属前からの付き合いで、よく知った仲である。
グローヴァ
炎を操るオーダーオブコネトのメンバー。
ハードボイルドな性格の彼は、誰よりも悪を憎んでいる。
平和を愛する彼は、秩序を乱す相手に容赦はしない。
レイラー
雷を操るオーダーオブコネトのメンバー。
彼女は口数が少なく行動も無駄がなく、その素性は謎に包まれている。
雷のエレメントを司る彼女は、チームで最も素早く、そして強力な一撃を持つ。
この第二章は、僕の中でもとても思い入れが強い物語です。
オーダーオブコネトのメンバーも、僕が初めて作ったオリジナルトーアのレイラーやかわち、やまちゃんとのコラボレーション作品であるアゴク、クロノ、アロックなど思い入れの強いトーアが多くてどれもお気に入りです。
設定的にも、一つの島を守るのではなく、素性が謎に包まれているトーアチームってところが独特で気に入っています。
それでは第三章のまとめもお楽しみに!